ビブリア古書堂の事件手帖 著/三上延 イラスト/越島はぐ
(C)KADOKAWA CORPORATION 2015

ニュース author

トップ  < ニュース  < 書籍情報  < 『ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~』まもなく発売! 三上 延氏のコメント到着!
2024.03.15

『ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~』まもなく発売! 三上 延氏のコメント到着!

シリーズ最新刊『ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~』の発売直前に三上 延氏よりコメントが届きました。

bibria_tobirako_3_cov_0209

【著者・三上 延氏】
どんな大人にも十七歳の時があります。私にもありました。パッとしない十七歳でした。背伸びして漱石をよく読んでいました。
この小説は異なる時代の三人の十七歳が、漱石の特別な初版本に関わる物語です。才能はあっても未熟な彼女たちはそれぞれ悩みを抱えています。それを漱石の小説が救う――というわけでもありません。漱石の小説に描かれる人生の物事は、片が付いたかどうかもよく分からなかったり、当事者以外には訳が分からぬままいきなり終わったりします。
けれどもその据わりの悪さが読み手の人生にシンクロすることもあります。満たされないけど救われる――十七歳だった私の受け取ったそういう読後感が、どなたかに伝わればいいと思いながら書いていました。そのどなたかが、今これを読むあなたでありますように。

【あらすじ】
三つの時代をまたぎ紐解く、鎌倉文庫の謎

まだ梅雨の始まらない五月の終わりの鎌倉駅。よく似た顔立ちだが世代の異なる三人の女性が一堂に会した。
戦中、鎌倉の文士達が立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」。千冊あったといわれる貸出本も発見されたのはわずか数冊。では残りはどこへ――夏目漱石の初版本も含まれているというその行方を捜す依頼は、昭和から始まり、平成、令和のビブリア古書堂の娘たちに受け継がれていく。
十七歳の「本の虫」三者三様の古書に纏わる物語と、時を超えて紐解かれる人の想い。

3月23日(土)の発売をお楽しみに!

>>>メディアワークス文庫 公式サイト
http://mwbunko.com/